回転寿司デビュ〜♪


先日、初めて藍里を回転寿司屋に連れていった。

私とカミさんが寿司喰いて〜っと思っていたのも事実ではあるが、藍里にも色々な品がクルクルと回ってくる愉快な光景を見せてあげたかったのだ。

そこの店は半分がカウンターで、残りは家族連れ用にテーブル席と座敷。当然、手のかかる小さい子供を連れているのだからして、テーブルか座敷しか選択の余地はありません。おかげで結構長いこと待たされてしまった。

その間中、興奮してあれが欲しいだの、これが欲しいだのと騒いでいる藍里をなだめていたのだが、テーブル席で食事をしていた人の近くでやってたのは決してイヤがらせではなかった事だけはハッキリ言っておきたい!(爆笑)

そうこうしているうちに、ようやく順番になり席に着くことに…。

ここでは以前ほどは見なくなった気がするけど、金属製のプレートが回ってくるのではなく、水の上をお盆が流されてくるというスタイルだ。寿司は、そのお盆の中の小皿に乗っている。

要はその小皿だけ取れば良いのだが、勝手がわからなかった私はお盆ごと取ろうとして恥をかいた事もあったっけ。内緒だぞ!(苦笑)

藍里 「パパァ、なにを取ってもいいの?」

パパ 「いいよー。あ、でも藍里だと取るの難しいからパパが取ってあげる。何が欲しい?」

藍里が選んだのは枝豆であった。

その店では、酒の肴として枝豆や煮物なども流れていたのである。子供向けに果物やジュース、プリンにケーキまで用意されていたが藍里にとっては、そんな甘物より枝豆の方が魅力的だったのだ。マメ大好きのマメッ娘なのよ。(笑)

味が好みというよりは、プチプチと豆を鞘から出すのを面白がっているフシもあるが、まぁいいでしょう。豆に夢中になってるうちは、悪さをしそうにないし!

ようやく枝豆を食べ終わった藍里は、私にこう言った。

藍里 「パパ! 藍里ちゃんねぇ、もう一個お豆♪

あの〜、ここは寿司屋なんですけどぉ…。

パパ 「卵とかお魚とかジュースとかも欲しかったら取っていいんだよ。そうだ!上手に取れるなら藍里、自分で取ってみるか?」

水上のお盆をひっくり返さない様に見守る中、藍里はジュースを取り、プリンも取った。しかし……食わない。(苦笑)

どうやら、取るのだけが面白いようだ。しかも更にジュースを取ろうとしている。

パパ 「お、おいおい。自分で食べるのだけ取るんだよ! 食べないものは取っちゃダメだよぉ!!」

本当に理解したのか怪しいところだが、私も空腹だったので自分の寿司を食べるのに目を離すと………。

流れを塞き止めてるしっ!(爆)

なかなか豪快な回転寿司屋デビューを飾った藍里だが、また行きたいと言っているので、いずれまた行く事になるだろう。次はどんなハプニングを起こしてくれるんだか、私としては気が気でない事は想像できるであろうか?




親バカ通信
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