チャイナ・しんどろ〜む



そういえば、私の友人であるチャイルは、かつて会社の出張で海外に何度か出向いていた。そう、世界を股にかけたサラリーマンだったのだっ!(笑)

私の記憶が確かなら、フィリピンへの出張が一番多かった気がする。しかも大体が長期に渡るものだった。

私なんぞ、生まれてこのかた千葉県から一歩も出ない究極の土着民・・・・。
ネイティブ・千葉県民だから、他所の土地に行かされるというのはとてつもなく恐い気がする。


ま、私の話はいいとして、チャイルの話に戻ろう。

彼だって長期出張が好きで、喜んで出向いてたわけではないだろうが、何故か身の回りの物や仕事の道具よりも、スキューバ・ダイビングの道具が多かったという情報もあるので、もしや楽しみにしていたのでは?

しかし、そんなチャイルを絶望のどん底に落とす恐怖の出張があったのである。

そこは中国である。詳しい知名までは覚えていないが、かなりヘンピな場所であったらしい。野良パンダがいそうな場所だと、後に語られたものだ。

寝泊まりは工場内にある寮だったと思うのだが、仕事が終わって遊びに行く所もロクにないというのだから気の毒というかなんというか・・・。

よほど寂しかったのか手紙が来た事も何度かあった。
手紙をもらうのは嬉しかったが、面倒くさがりなのでほったらかしにしていたら文句の国際電話までかかってきたもんな。(笑)あの頃は大変だったね!

私なんぞ、中華料理は大好物なので、旨い本場の中華料理を毎日の様に食えて良いじゃないかと聞いた事もあったが、チャイルいわく「中華は日本が一番旨い。本場の味に近づけば近づくほどマズくなる」

・・・・よくわからんが、きっとそうなのだろう。

あ、ちなみにここを中国の方が間違って見てしまった時の為にフォローをいれておきますね。もともと慣れ親しんだ味というものがあるんだから、中華料理だってね、日本人向けにアレンジされてる国内の方が旨くて当たり前!

けなしてるわけじゃありませんよ。それに、そんな事を言っているのは、私じゃないっす。

チャイルです!!(笑)

しかし、彼を絶望に陥れたのは何も飯の問題ではない。チャイルは、中国の工場へは監督に行ったのだ。そこで働く現地の人達への指導などが任務である。

その工場内には若い女性もいたらしい。だが・・・・・。

彼女らは、きれいな床に平気でタンを吐くというのだ。信じられるだろうか?
若い女性が工場とはいえ室内で、しかも人前でタンを吐く!

グローバルな視野を持たない私には、とても正確な判断はできないが、中国って田舎の方でも儒教の教えなどを大切にしていて、礼儀作法にはうるさいんじゃないかと思ってたんだけどな。この認識の方が間違ってるか?(笑)

勿論、礼儀作法だって日本でのルールとは違って当たり前なのだが・・・・。

とはいえ、タンを室内で吐くような女性では百年の恋もさめようというもの。
恐らく、チャイルも中国では危険な火遊びはしなかったのではなかろ〜か?

おい、チャイル!
これを読んで、まだ言葉が足らないというならメールをよこしなさい。(笑)

完全版として公開する事を約束します。



私に売られた友人たち!
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