我がライバルよ!



T・Kよ、今回は君の事を書いちゃうよ。君は数々の伝説を持っているからね。
このコーナーにいずれ登場する事になると思っていたが、できればそうせずに済ましたかったな・・・。だって、バレたら絶対に怒るもん。(笑)

そう、冗談で済ましてくれないタイプなんだよね。君は!

最近ずっと会ってないが、以前に話した時、君はパソコンなんて全然わからないって言ってたよね?

信じてるよ!!

仮にパソコンを購入していたとしても、インターネットまで進出してないでね!!(笑)

20代前半の頃、私とT・Kはよく、K君の家に集まっていました。そこでの話題はもっぱら女の子の事です。あの娘が好きになったとか、フラれたとか愚痴を言ったり自慢したりしてたんです。


当時、私には遊びに誘えば出てきてくれる程度の女の子がいて、T・Kにはホレてるお姉さんがいました。ちなみに、そのお姉さんとはT・Kが入院した時に優しく看病してくれた白衣の天使でした。

彼の場合もまた、遊びに誘えば出てきてくれる程度の状態。いわば、私達はドングリの背比べ状態であったのだ!

時はおりしも『男女7人・・・』等のトレンディー・ドラマが流行り出した頃。
オクテが多かった近所の仲間にも裏切り者(笑)が出始めた事もあって我々はお互いに、「こいつにだけは負けられない!」と燃えていたのである。

しかし結論から言ってしまえば、これは勝者のない戦いであった。2人とも、ただの勘違い野郎だったのだ。(涙)

私の場合、ホレてたYさんは遊びに誘ってもだんだん出てきてくれなくなっていたのでした。

つらかったよ。本当だよ、あの頃はつらかったんだよ。

「今週の日曜日はちょっと・・・・・」

そう言われたら「いや、ら、来週でも良いんだけどさ」な〜んて言っちゃったりして、しつこくて悪かったね。ゴメンね!

「う・・・ん、横浜博は違う女の子と行ってきたら?」

違う誘える女の子がいるくらいだったら、あんなに頑張らなかったってば!!

でも、せっかく買った誕生プレゼントを渡す計画すら拒まれた時は本当に困ったんだよ。

だって、私が持ってたってしょうがなかったんだもん。(笑)

一方、タケ・・・・・おっとっと! T・Kは、同じ様な状態だったね。スキーかなんかで出かけた際に買ってきたオミヤゲを渡すチャンスすら、もらえないでいたもんなぁ。まさに似た者同志だったね。

K君の家に集まった時、たいていはお互いのなじり合いになったものだった。

T・K 「テツヤはさ、だらしないんだよ。もう、ダメじゃん? 大体さ、会うの
    拒否されてんじゃねぇかよ!」

私  「なに、言ってんだよ。お前だってオミヤゲ渡せてねぇじゃないかよ!」

そうなのだ! 決定的に私の方がマシだった事があったのだ。お互いにプレゼントを渡せないでいたのは一緒だが、T・Kの買ってきた物とは『おまんじゅう』だったのだ。

最後にゃ賞味期限、過ぎちゃって自分で食ってたじゃん!(笑)

私のは食い物じゃなかったから腐らなかったぞ。(爆笑)

終いには、なじり合いが過ぎてとっくみあいになった事もあったね。それも、夜遅いK君の部屋で! あの時はK君、困ってたな。(笑)

君は、あの後も数々の伝説を残してくれたね。ネタに困ったら、また使っちゃうかもしれないが許してね! ただ、あまりに下品でネチケットに反する為に使えないネタが多いのがタマに傷だよ。(苦笑)

最近ずっと会ってないけど元気かい?



私に売られた友人たち!
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